海外駐在機関が行う双十国慶節の祝賀レセプションの招待状に国旗がプリントされていないことが波紋を広げている。中華民国が海外に置く代表処が10月10日の双十国慶節にあたって行う祝賀レセプションの招待状に国旗がプリントされていないことが明らかになった。政府が率先して中華民国という名称を取り除こうとする動きではと一部で批判する声が上がっている。
外交部の李大維・部長は2日、報道陣に対し、外交部が行うレセプションの招待状と通行パスを示し、国旗はプリントされ、中華民国106年(2017年)とも書かれていると説明、国旗と国号を守る外交部の立場を強調した。海外に設けている代表処の一部では、国旗や中華民国という国号のない招待状が出されていることについて李・外交部長は、中国大陸側の圧力が原因と説明した。
李・外交部長は、「一部の場所ではそれぞれ制限がある。政府は国旗や国号を使わないよう求めていない。どうしてこうなったか。皆も知っているように中国大陸側の圧力だ」と述べた。
また、米国国務省のウェブサイトで台湾について紹介するページから中華民国の国旗が消えたことについても、李・外交部長は、米国側に説明を求めていることを明らかにした。
なお、10月10日に総統府前で行われる双十国慶節祝賀式典では、例年総統府の壁面に掲げられていた中華民国の文字や国旗が今年はなくなったことも様々な憶測を呼んでいる。