台湾中部・台中市の林佳龍・市長が、東南アジアの若い人材の呼び込みに意欲を示した。林佳龍・台中市長は9月29日に中央放送局の番組に出演、「新南向政策」で台中市が進めている計画と成果などを説明した。
林・台中市長は、アセアン諸国と台湾には文化的な親しみがある他、中国大陸とのデリケートな関係と比べて、中華民国台湾とこれらの国との間には国家利益の対立がほぼないと指摘、台湾は新たな移民制度を推進するか、卒業した留学生に居留権を与えるなどして、東南アジアの国々の人たちが台湾に移り住むよう奨励していくべきだと主張した。これにより異なる民族、異なる文化的背景を持った人たちに台湾の人になってもらおうという。
林・台中市長は、従来の、台湾の人と結婚して台湾に移り住む配偶者や出稼ぎ労働者以外に、中間層の若い人材を呼び込むことで、モノとカネの流れを生み出し、将来のビジネスチャンスにつなげられるよう希望。「移民や、台湾で出稼ぎ労働をする人の他、次世代の留学生も経済の発展にともない、台湾に住めるようになる。外国人配偶者だけではない。台湾とアセアン諸国の間でますます多くの人が、末端から密な人間関係を築くことで、人の流れ、モノの流れ、そしてカネの流れにつながると思う」と述べた。
アセアン10カ国の人口は合計7億人で、林・台中市長は経済、貿易、慣行、教育、文化交流のいずれにおいても大きなビジネスチャンスがあると強調した。