台湾戯曲センターがいよいよ10月3日にオープンする。台湾北部・台北市の士林区に設けられた台湾戯曲センターが10月3日のグランドオープンを控え、28日に公開された。設計を担当した姚仁喜氏は、伝統的な演劇で使用される、机一つ、椅子二つのシンプルな舞台セットからヒントを得て、お芝居の要素を建物に取り込んだ。内部には大劇場、小劇場、多機能ホール、視聴ルーム、音楽練習ルームなどが設けられている。それらには、正式な額縁舞台(プロセニアム・シアター)、実験劇場や大型のリハーサルルーム、同時通訳の設備を備えた多機能ホール、インタラクティブ投影視聴ルームなども含まれる。
特に大劇場のステージ上部には72本のレールが通ったスノコが吊り下がっている。これは台湾で最も多くのレールをもつスノコ。また、ステージの下には14メートル四方の奈落)があり、国家レベルの劇場にしかない空間になっている。照明設備も従来型のものの他、LEDを利用したライトもあり、伝統と創意のイベーションが同居している。
また、接客するスタッフ、内部で作業するスタッフのユニフォームはデザイナーの陳麗卿さんが手がけ、伝統的なお芝居の装束の特徴を取り入れ、濃い色を使うことで、伝統的な衣装と現代的なファッションの間でバランスを取った。台湾戯曲センターは10月3日に、3カ月にわたるグランドオープニング期間をスタートさせる。