国際的な保険会社による「世界の富」に関するレポートで、台湾の人々が世界で5番目に豊かだと評価された。ドイツの保険業大手、アリアンツグループは27日、グローバル・ウェルス・レポートを公表した。それによると、昨年世界の資産の成長率は一昨年と比べて倍増し、5.2%に達した。日本を除いたアジアの資産の成長率は15%と、明らかに世界をリード。特に中国大陸における金融資産の総額は昨年17.9%増加した。
また、ラテンアメリカ、東欧、日本を除いたアジアが昨年の世界の資産総額に占める割合は23%で、10年前に比べて倍増。資産の成長では新興市場の割合がいっそう高まっており、過去10年の成長のうち42%は新興市場の国家グループによるという。その中心となるのが中国大陸の発展。
このレポートでは、1人あたりの金融資産価値で見た場合、世界で最も豊かな国の上位10位は、米国(17万7210ユーロ)、スイス(17万5720ユーロ)、日本(9万6890ユーロ)、スウェーデン(9万5050ユーロ)、中華民国台湾(9万2360ユーロ)、ベルギー(9万2080ユーロ)、シンガポール(8万9570ユーロ)、オランダ(8万7980ユーロ)、カナダ(8万7590ユーロ)、ニュージーランド(8万6030ユーロ)だと指摘。そのうち中華民国台湾は2000年には12位だったが、2016年には5位に上昇。アジアでは日本に次いで2位。また、このレポートは、日本と中華民国台湾、シンガポールの差は小さく、中華民国台湾は早ければ来年にも日本を上回ると予想した。