台湾の平均寿命は、昨年(2016年)は80歳で、2014年に比べて0.2歳縮まった。
内政部が20日に発表した2016年の簡易生命表によると、台湾での平均寿命は80歳で、そのうち男性は76.8歳、女性は83.4歳だった。
台湾の平均寿命を他の国・地域と比較してみると、男女とも中国大陸、マレーシア、米国などより高くなっているが、日本、ノルウェーなどより低くなっている。
平均寿命は2014年に比べて0.2歳縮まっているが、これは昨年、強い寒波が台湾を襲ったため、死亡者が増えたことが原因だと見られている。昨年の死亡者数は17万2829人で、前の年の2015年に比べて9007人の大幅な増加だった。そのうち、およそ6000人は1月から3月の間に集中している。これは、寒波の来襲と関係があると考えられている。
昨年の平均寿命を地区別にみると、行政院直轄市6都市の中で最も長いのが台北市で83.36歳、2番目が新北市で81.02歳。最も短いのが高雄市で78.90歳だった。行政院直轄市6都市を見ると、北から南にいくにつれて、平均寿命は男女とも短くなる傾向が見られる。
それ以外の自治体では、新竹市が80.81歳で最も長く、台東県が75.05歳で最も短くなっている。内政部では、台東県の平均寿命は全国平均より5歳近く短いのは、主に台湾の西部地区に比べて、東部地区は交通の便が悪く、医療施設が不足していることに加えて、文化や生活習慣が異なっていることが原因だと分析している。
内政部では、長期に見ると、国民健康保険の実施、医療環境や生活の質の改善によって、台湾の平均寿命は延びる傾向にあり、2006年の77.9歳から、昨年は80歳にまで延びていると指摘している。