科技部が南シナ海での研究を拡大、各国の学者が太平島を訪問する。科技部は6日、国内外の学者、専門家からなる研究チームを率いて南沙諸島最大の島、太平島を訪れて研究調査活動を始めた。
南シナ海は東アジアで各国・地域に囲まれる最大の海。中華民国台湾の他、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、そして中国大陸に囲まれている。海洋資源が豊かなため、近年各国が注目。そして太平島は中華民国台湾にとって最南端の南沙諸島の北部中央に位置し、南沙諸島最大の自然島である。
科技部自然科学及び永続研究発展司の呉俊傑・司長は7日、報道陣に対し、これまで海外の学者は東沙島に研究に行くことがほとんどだったが、科技部は南シナ海に対する研究の取り組みを拡大、米国、日本、カナダ、ドイツ、そして台湾の学者を招き、南シナ海での未来の共同研究を共に計画することにしたと説明した。
呉・司長は、「南シナ海の南寄り、すなわち太平島は将来、注目を集める可能性がある。そこで我々は研究の対象を東沙島から太平島へと広げて、研究を点から線への強化する。もし周辺国と協力できれば、線は面となる。そうすればデータと科学の面でのブレイクスルーはさらに大きくなろう。だから今回海外の協力パートナーと共に島で調査をすることにした」と説明。
研究の方向はまず、地質の研究で、太平島と他の島との異なる点を探る。次に海洋研究で、太平島の豊かなサンゴ礁の生態系が重点。三つ目は大気研究。1年のうち3回に分けて島を訪れ、東沙島の研究と結びつけながら研究を進めるということ。