北朝鮮が水爆実験を行ったことを受け、国家金融安定基金が今後の動きを注視するとしている。北朝鮮は3日、水爆実験を行った。外交部は3日にプレスリリースを出し、中華民国政府が北朝鮮が6度目の核実験を行ったことを強く非難する立場を表明した。プレスリリースでは、この核実験は地域の平和と安定を破壊する行為だと指摘している。
外交部は、中華民国政府は朝鮮半島非核化を支持する立場で一貫しており、平和的な対話で問題を解決することを支持するとし、北朝鮮が即刻、地域の安全を損なう全ての行動をやめ、朝鮮半島と東アジアの平和と安定を共同で守っていくよう呼びかけた。
また、蔡英文・総統は3日午後に、国家安全指導層会議を招集して対応を検討。席上、蔡・総統は、国家安全会議が特別チームを設置して引き続き情勢を注視していくと同時に起こりうる状況への対応方法を準備し、さらには関係国と緊密に連絡を取り合って、重要な情報の交換と把握に努めるよう指示した。
この水爆実験は世界の金融市場にも影響を与えている。財政部の蘇建栄・政務次長は4日、台北株式市場はとりあえず安定しているとした上で、暴落した場合に市場を買い支えることが期待される国家金融安定基金は引き続き動向を見守っていくと述べた。国家金融安定基金の管理条例によると、この基金の出動は、国内外で重大な事件が起きたり、外国人投資家の資金が大きく動いたりして、金融市場の秩序が保たれなくなった場合に限られている。