蔡英文・総統が日本の対台湾窓口機関理事長と会見し、世界を迎え入れる態度を強調した。蔡英文・総統は24日午前、日本の対台湾窓口機関・公益財団法人日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長と会見した。
蔡・総統はあいさつの中で、「まず谷崎理事長を歓迎する。台湾では今、ユニバーシアードが開催されている。谷崎理事長もご覧になってはどうか。ユニバーシアードでは台湾が情熱と誠実な態度で、両手を広げて世界を迎え入れようとしている態度が見られる。谷崎理事長は今回台湾で、台湾の人たちの日本に対する親しみと友情を感じられることだろう」と述べた。
蔡・総統はさらに、台湾と日本の関係は新たな段階に入り、様々な可能性が生まれるとの認識を示し、具体的な例として日本からの旅行者が入国する場合、パスポートの残存有効期間が3カ月を切っていても、日本に帰国するまで有効ならば入国を認める措置をとることを挙げた。また、台湾が日本産牛肉の輸入を近々解禁すること、一方で来年から台湾の金鑽パイナップルが大量に日本に輸出されるようになることに触れ、双方の高品質な農産物の流通が盛んになることに期待した。
蔡・総統は、経済貿易分野ではTPP環太平洋パートナーシップ協定を含む各地域経済統合への参与を望む立場を改めて強調、日本との経済協力に関する協議も加速して双方の経済関係を強化したいと述べた。
蔡・総統は最後に、谷崎理事長が過去に駐ベトナム大使や駐インドネシア大使を務めた経歴に触れ、台湾と日本の産官学各界でASEAN東南アジア諸国連合、及び南アジアで台日が協力していけるテーマを見出せるよう期待した。