台湾高速鉄道は、今後の10年にシステムのメンテナンスのために170億台湾元(およそ616億日本円)の調達を行うことを計画している。
台湾高速鉄道は24日、軌道交通の生産現地化によってもたらされるビジネスチャンスについて説明会を開催し、今後の10年にシステムのメンテナンスに必要な物資の調達に170億台湾元を投じることを明らかにした。台湾高速鉄道では、車両、信号、通信、軌道、電力、駅などのシステムや設備のメンテナンス、メンテナンスに必要な物資、システムの更新、技術サービスなどの調達を予定している。
この台湾高速鉄道による調達のほか、都市軌道交通のMRT関連の調達も加わって、台湾の軌道交通に関する製造業のビジネスチャンスは大きく拡大することが見込まれており、この分野での輸出の促進に向けて産業の基礎を強化することに役立つと見られている。
今回の説明会には、在来線の台湾鉄道、軌道交通の台北MRT、高雄MRT、台湾桃園国際空港MRTなどの軌道交通を経営する同業者も招待を受けて参加した。台湾高速鉄道は、こうした同業者と協力して、台湾の軌道交通関連の製造業の内需および輸出でのビジネスチャンスを拡大させることを希望している。
一方、今回の説明会には、台湾の研究機関の中山科学研究院、工業技術研究院、プラスチック工業技術発展センター、金属工業研究発展センター、それに軌道車両メーカーの台湾車両公司などからも関係者が参加した。