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台湾産鶏卵から殺虫剤、担当部署が対応

  • 22 August, 2017
  • Editor
台湾産鶏卵から殺虫剤、担当部署が対応
流通経路を調査

台湾産の鶏卵から殺虫剤フィプロニルが検出された問題で、行政院農業委員会(農委会)と衛生福利部が対応を急いでいる。

フィプロニルは、農作物の害虫駆除及び犬猫のノミ・ダニ駆除に使われる殺虫剤で、台湾では食用の動物への使用を厳格に禁止している。台湾ではこれまで、鶏卵におけるフィプロニルの残留検査を行っていなかったが、EU(欧州連合)各国で、フィプロニルの基準値超えの問題が発生したことから、行政院農業委員会動植物防疫検疫局は自ら、養鶏場でモニタリング検査を実施した。そして、EUの基準、5 ppbを基準とした結果、45件のサンプルのうち3件で基準値越えとなったことから、農業委員会、衛生福利部そして環境保護署は直ちに部会の枠を越えた対応メカニズムを立ち上げ、22日、合同記者会見を開いた。

衛生福利部食品薬物管理署の呉秀梅・署長は、かりに鶏卵に含まれるフィプロニルの上限をEUの基準である5 ppbとした場合、体重60キロの成人は一日48個、12歳で平均30キロの児童の場合、24個を食べてようやく基準に達すると説明、この基準を越えて摂取した場合、肝臓や甲状腺の腫れなどの症状が現れると説明した。

呉・署長はその上で、「今回、基準値超えが発覚した養鶏場の一つ、連成牧場の鶏卵の残留量は153 ppbと、一個半の量で基準を越えてしまう」と指摘、「我々はできるだけ早く、市場に流出している汚染された鶏卵を突き止め、遅くても今夜12時までにトレースバックを終え、全てを密封保存する。」と述べた。

食品薬物管理署は、すでに市場に流通している鶏卵を調査するとともに、農業委員会では台湾全域のおよそ2000の養鶏場に対し、全面的な抜き取り検査を行い、23日午後には全ての検査を終える予定だという。仮に違反が発見された場合、直ちに該当の鶏卵とニワトリに対して移動制限措置を実施、汚染された鶏卵については全て廃棄処分とする。なお、ユニバーシアードのレストランに提供されている2つの養鶏場の鶏卵は、いずれも異常がなかったほか、今回問題となった養鶏場の鶏卵は、学校などでは使用されていないという。

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