日本・北海道の阿寒湖に生育するマリモが、12月にも台湾で展示される。日本、北海道の東部、阿寒湖で生育する「阿寒湖のマリモ」は、1897年、当時、札幌農学校の学生だった川上瀧彌が、阿寒湖周辺で植物の調査を行っていた際に発見され、マリモと名付けられた。現在、日本の特別天然記念物に指定されている。
この「阿寒湖のマリモ」発見から今年で120週年となることから、東京の国立科学博物館では22日から10月9日まで、「マリモの謎― どこからきたのか?なぜまるいのか?」というテーマで特別展を開催、釧路市教育委員会の協力により、天然及び養殖のマリモが展示されるほか、近年の研究成果が発表される。
阿寒湖マリモの発見者である川上瀧彌は後に、現在の国立台湾博物館の前身である「台湾総督府民政部殖産局付属博物館」の初代館長となったことから、国立台湾博物館では今年の12月にも、川上氏による調査の成果と、釧路市から運ばれる養殖マリモを展示する予定になっているという。