馬英九・総統が、カナダの国会議員に対し、台湾のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加への協力を要請した。馬・総統は8日、カナダの国会議員団の表敬訪問を受けた。
席上、馬・総統は、2010年の「台湾海峡両岸経済合作枠組み協議」(ECFA)と2013年の「両岸サービス貿易協定」、ニュージーランドとの経済連携協定、及びシンガポールとの経済パートナーシップ協定を挙げ、近年、台湾が地域経済統合に向けて積極的に行っている取り組みを説明。そして、「カナダはG8のメンバーでTPPの重要な参加国でもある。台湾はTPP参加を切に望んでおり、参加できれば、TPPの12の参加国のうち六番目に大きい経済実体となる。台湾のTPP参加をアメリカは歓迎している。我々はカナダからの支持も得たい」と述べた。
馬・総統はさらに、台湾が今年初めにカナダと協定を結び、カナダ産の骨付き牛肉の輸入を解禁したことに触れ、双方の経済貿易面での協力に重要な意義があると指摘、今年1月から5月までのカナダからの輸入牛肉は従来と比べて125%、金額ベースで232%増えたと説明した。
馬・総統は、双方の経済貿易面での関係をさらに強化するとして、カナダとの二重課税防止協定、及び投資保証協定の締結にも意欲を示した。