台湾の石油元売最大手、台湾中油の陳金徳・董事長が、8月15日に起きた大規模な停電の責任を取って辞任した。台湾では8月15日夕方、天然ガスを用いた発電所では台湾最大の大潭発電所が突然運転をストップしたことで、大規模な停電が発生した。これに伴い、経済部の李世光・部長が引責辞任したが、台湾中油と台湾電力のトップに対する責任を追及する声がやまなかった。台湾中油、台湾電力は共に公営企業。
行政院の徐国勇・報道官は18日、台湾中油の陳金徳・董事長はすでに辞意を伝え、行政院の林全・院長がこれを批准したと明らかにした。台湾中油の職員の手違いで、ガスの供給が2分間止まったことが、大潭発電所の運転停止を招いたとされている。
なお、このほど経済部の代理部長となった沈栄津氏はこれらの責任問題について、行政院の特別チームによる調査結果が出てから規定に基づいて処分を行う考えを示した。