馬英九・総統が、領土の主権は一寸たりとも譲らないと強調した。中国大陸で起きた「盧溝橋事変」から7日で77年。また、今年は甲午戦争(日本名:日清戦争)から120年の節目の年でもある。
馬英九・総統は7日、「抗日戦争勝利及び台湾光復記念特別展」の開幕記者会見に出席した。「光復」とは、台湾が祖国に復帰したことを意味する。馬・総統は、抗日戦争の勝利で得た最も重要な成果は台湾を祖国に復帰させたことだとした上で、「盧溝橋事変」を記念する際にはっきり理解せねばならないこととして、カイロ宣言、ポツダム宣言、日本の降伏文書、及び1952年の「中華民国と日本との平和条約」を通して、台湾本島と離島の澎湖は中華民国に返還されながら、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)はまだ返されていないことを挙げた。馬・総統はそして、政府は今後も、領土の主権は一寸たりとも譲らない立場を堅持していくと強調した。
馬・総統は、「忘れてはならない。釣魚台列島は日本によって最初に侵略された我々の領土だ。馬関条約が結ばれる3ヶ月前に、日本の内閣は釣魚台列島に国標を立てるよう命じたが、この行動は国際的な宣言がされておらず、占拠したのは我々の領土だ。国際法上、最初から無効だとみなされる」と話した。
馬・総統は、来年は抗日戦争勝利から70年だとし、総統府、行政院、国防部に一連の記念活動を行うよう求めたと明らかにした。馬・総統によると、政府は抗日戦争の歴史を記録・保存していくため、国防部に、国軍英雄館において国軍博物館と抗日戦争記念館を同時に計画することを検討させている。馬・総統はまた、台北市政府と中央政府とが協力して、台湾の元慰安婦の歴史を伝える場所を作る構想も明らかにした。