台湾鉄道(台鉄)が、今後も蒸気機関車の運行を続けていきたいとしている。美しい山々の中を、煙を吐きながらゆっくりと走る蒸気機関車は、鉄道ファンの人気を集めてきました。しかし、先ごろある市民が、台湾の在来線、台湾鉄道が、中部・彰化県の彰化扇型車庫で保管する蒸気機関車5両について、空気汚染と騒音被害を起こしている恐れがあるとして、環境保護団体に告発したことが明らかになった。
台湾鉄道機務処の頼興隆・処長は8日、台湾鉄道の蒸気機関車は、高級な石炭を採用しており、コストは3倍以上ではあるものの、十分な燃焼が可能で、煙の量を減らしているとして、絶対に台湾の環境基準に即していると強調した。頼・処長はその上で、苦労を重ね復活運転にこぎつけた蒸気機関車を、再び止めることは絶対にできないとの考えを示した。
頼・処長は、蒸気機関車の車体は製造から相当な年数が経っていること、また石炭を使用することから、一日の運行距離は長くても50キロ、時間にして3、4時間であると説明した。そして、最も苦労しているのは、蒸気機関車作業チームの12名のメンバーであるとして、毎回の運行の度、彼らは皆、全身大汗をかいて働いていると強調、彼らの努力がなければ、貴重な蒸気機関車の復活はありえず、若い世代に台湾の貴重な歴史を目にしてもらうこともなかった、と述べた。