蔡英文・総統が南シナ海における航行と飛行の自由を守ると強調した。財団法人両岸交流遠景基金会は8日、台北市で「2017年アジア太平洋安全保障対話-ケタガラン・フォーラム」を開催した。招きに応じて出席した蔡英文・総統は、あいさつの中で、アジア太平洋の地域情勢は日増しに緊張感を高めているものの、台湾はなお、地域の平和、安定に尽力していると強調した。そして、まず、北朝鮮情勢については、台湾は国際社会の一員としての責任を果たし、協力パートナーと共に、不安定な朝鮮半島情勢に対応していくと説明した。また、南シナ海情勢については、「台湾は今後も、平和的な手段で南沙諸島最大の自然島である太平島を研究及び人道的な用途で活用していく。我々は、南シナ海エリアにおける対話から除外されているが、台湾は今後も、南シナ海の航行と飛行の自由を守り続ける」と強調した。
蔡・総統はまた、北朝鮮問題、南シナ海問題に続き、アジア太平洋地域の安全保障に関する第三の議題は台湾海峡両岸問題だと指摘、その上で、現状維持を約束するが、それは両岸双方の協力あってこそ達成できるものだと重ねて強調した。蔡・総統はそして、両岸双方が、交流の新しいモデル探しに努め、両岸及び地域にプラス効果をもたらすことを期待した。