「新南向政策」にあわせてヒューマニズムを確実に実行していくため民進党が女性の権利に関するサミットを開催する。昨年、中華民国台湾では初の女性総統が誕生し、女性の権利にとっての重要なマイルストーンとなった。
東南アジア諸国との交流と理解を深め、政府の進める「新南向政策」におけるヒューマニズム精神に呼応するため、与党・民進党とアジア自由民主連盟は今月11日と12日に、台湾北部・台北市で初めての「アジア女性権利サミット」を開催する。このサミットには、東南アジア諸国の様々な分野で優れた実績を残している女性を招く。
民進党の徐佳青・副秘書長は、4日の記者会見で、初の女性総統の誕生、並びに立法委員に占める女性の割合がアジアトップ、世界でも10位の38%に達していることを指摘して、サミットでは台湾の民主化に女性が果たした貢献を共有すると共に、「新南向政策」を着実に実行できるよう期待した。
徐・副秘書長は、「民進党の『新南向政策』はスローガンだけで終わらない。また、経済面だけを推進するのでもない。非常に重要な方向は、ヒューマニズムの概念だ。今回のサミットはアジア自由民主連盟が初めて行う重大な会議であり、重視するのは人権問題を掘り下げることだ」と話した。
今回のサミットには、マレーシア、タイ、フィリピン、カンボジアなどから傑出した女性を招く他、台湾の政界、財界、非政府組織などからも女性リーダーが出席するという。台湾からは、呂秀蓮・元副総統が開幕式で基調講演を行う他、総統府の最高顧問である葉菊蘭・資政が閉幕式で自らの経験を語る。サミットのテーマは、ジェンダー意識、メディア、公民社会、地方自治体、商業とソーシャルビジネスなどとなっている。