台湾の北の空の玄関口、台湾桃園国際空港と台北駅などを結ぶ桃園メトロ空港線の利用者数が8月中にも延べ1000万人を突破する。桃園メトロ空港線は今年3月2日に正式に開業。5カ月経て1日の平均輸送人数が5万4000人、累計では延べ860万人を上回った。桃園メトロ公司はこのため2日に、台北駅で記者会見を開いた。
桃園メトロ公司の劉坤億・董事長は、3月2日から7月31日までの累計利用者数は延べ860万人で、1日の平均利用者数も従来の計画の4万5000人を上回り、5万4000人になっていると説明、8月中には累計で延べ1000万人を突破するとの見通しを示した。
桃園市の鄭文燦・市長も記者会見に出席、「1日の平均利用者数5万4000人から、今後は目標を8万人としたい。現在の5万4000人で運賃収入は台湾元16億元(日本円約58億円)となる。広告収入や家賃収入を加えれば、年間での赤字は1億元以下におさえられる。3月から12月までなら数千万元にすぎなくなり、台北や高雄の新交通システムと異なり、ネットワークになっておらず、ただ一本の路線の新交通システムとしては桃園メトロは最も優れているのではないか」と強調した。
鄭・桃園市長はそして、引き続き問題の改善に取り組む他、車両も追加購入し、目標である6分間隔での運行を目指すと述べた。また、行政院の大規模公共工事計画である「将来を見据えたインフラ建設計画」予算が立法院を早く通過し、桃園メトロのネットワーク整備を早期に完成させられるよう希望した。