総統府が、対外援助計画が「金銭外交」だとする声に反論した。外交部の李大維・部長はこのほど、友好国のベリーズの招きに応じて同国を訪問し、政府を代表して同国との相互協力了解覚書に調印した。ベリーズのメディアによれば、台湾はベリーズに6000万米ドルを提供する。そのうち2000万米ドルは無償提供で、残りの4000万米ドルは4年間に分けて援助する。これに対し、一部から「金銭外交の復活」ではとする疑問の声が上がっている。
総統府の林鶴明・報道官は31日、「わが国の対外援助計画は通常業務に属し、各種協力計画はいずれも『国際合作発展法』の関連規定に則っている。国交樹立国の経済建設とその発展のニーズに合わせて双方の政府が交渉・合意した上で、関連の規定に基づいて正式な贈呈式が行われた。実行までのプロセスはいずれも透明と公開の原則に基づいている。その目標は、関連の協力事項が相手国の人々の実際のニーズを満たすことにある」と説明した。
林・報道官によれば、外交業務は歴代政権が絶え間なく努力を重ねてきたもので、関連の対外援助計画は以前から実施されている。林・報道官は、「金銭外交」との指摘はあたらず、外交業務に取り組む職員たちにとっても不公平だと主張した。
一方、セントルシアなどの国交樹立国3カ国が李大維・外交部長の表敬訪問を断ったとのうわさについて外交部の王珮玲・報道官は31日、李・外交部長は今回、ドミニカ共和国とベリーズの2カ国を訪問しただけで単純な外遊だと説明した。王・報道官によると、李・外交部長は今年のラテンアメリカとカリブ海地区工作会議を7月22日から26日に開くためにドミニカ共和国を訪問。その後、26日から28日にかけてベリーズの外相の招きに応じてベリーズにも足を運んだということ。