林全・行政院長は29日、新北市の朱立倫・市長、羅明才・立法委員らを伴い、温泉地として知られる新北市の烏來を訪れ、同地を流れる河川、南勢渓の浚渫、そして南勢渓に掛かる橋、覧勝橋の洪水防止対策の視察を行った。
林・行政院長は、「烏來は2015年の台風13号で被害を受けた後、まだ全てのエリアの工事を終えておらず、結果、住民は不安な日々を送っている。また、住宅が川に近く、増水、氾濫の可能性が高く、安全とはいえない」と指摘した。林・行政院長はさらに、烏來名物の観光トロッコ列車も運休が続いている結果、旅行者が減り、観光産業に影響が出ているとして、政府と地方自治体は8月中の試運転に向け必ず努力すると述べた。
林・行政院長は、烏來は台湾を代表する歴史ある景勝地であるとして、烏来を国際的な観光地とするために、「当地の生活、居住、交通などの各方面の安定性を保つこと」、「旅行者を引きつける景勝地としての魅力を十分に発揮する」ことの二点を挙げた。
林・行政院長は、昨年烏来を視察した際に行ったいくつかの重要な決定を行ったが、一つ目は「濁り」の防止であるとして、一昨年の台風13号の際、透視度は芳しくなかったが、昨年から今年にかけて行った濁り防止の作業は成功したとして、今後も堆積した場合には直ちに浚渫を徹底すると述べた。