科技部がAI(人工知能)による音声認識コンテストを開催する。賞金総額は台湾元3000万元(日本円およそ1億1000万円)。
科学技術行政を担当する中央官庁の科技部は26日、AIによる音声認識コンテストを開催すると発表した。このコンテストは、AIに関する人材と技術を発掘し、台湾企業による関連技術の応用に協力することが目的で、それによって台湾がAI分野でのビジネスチャンスを拡大することを目指している。
科技部によると、AI技術の中で、音声認識と潜在意味解析が最も重要で、いずれも慣用語、方言なまり、文化・習俗、使用環境、雑音などに対する理解と判断を結び付けなければ、人間と自由に対話することができない。
科技部の陳良基・部長は、「このコンテストは賞金総額が台湾元3000万元で、優勝は2000万台湾元だ。これによって、各分野の名手に中国語のAI音声認識に挑戦してもらい、言語のデータバンクを構築したい」と語った。
陳・部長は、「AIを作る過程で非常に重要なことは、十分なビッグデータを持っていることだ。今回のコンテストを通じて、学術界も一緒に将来の言語のビックデータを構築してほしい。各種の異なる場面の少なくとも5000時間から1万時間の音声データバンクを蓄積したい」と述べた。
また、台湾の代表的なコンピュータ会社である華碩電脳(ASUS)の施崇棠(ジョニー・シー)会長は、このコンテストの予選通過者20人に同社が開発したロボット「Zenbo」を贈呈すると発表した。これによって、より多くの参加者がコンテストに参加することを期待している。