卸売りと飲食業の6月の売上げが好調だった一方で、小売業は悪化した。経済部は25日、卸売り、小売、及び飲食業の売上げ統計を発表した。6月の卸売業の売上げは台湾元8519億元(日本円約3兆910億円)で前年同月比5.7%増加した。
飲食業は365億元(日本円約1324億円)で、6月としては過去最高に。一方、小売業は中国大陸からの旅行者が減ったこと、自動車及びオートバイの販売不振の影響で、3299億元(日本円約1兆1970億円)と、前年比で1.8%のマイナスに転じた。しかし、経済部では、中国大陸の旅行者減少の影響は昨年下半期が最大で、今年下半期は影響が徐々に薄れるだろうと見ている。
経済部統計処によると、輸出が引き続き好調で、ICチップやメモリーの需要も拡大していることから、機械などで卸売りの売上げが伸びている。旧正月休みの影響を差し引くと、6月で月ベースの前年比プラスは8カ月連続。上半期の平均では前年同期比で5.1%の成長と、過去6年で最大の伸び率を見せた。7月も輸出が好調であること、また、中元節に向けて仕入れが前倒しとなることから、卸売業の売上げは前年比で6%以上の成長となる可能性がある。
また、飲食業も好調で6月は同月として過去最高の365億元だった。月ベースでは4カ月連続のプラスながら、経済部によれば、6月は天候が悪く、成長率はわずか0.2%だった。上半期平均では前年比2.7%のプラス。今後、夏休みの旅行シーズンに入ること、夏でアイスクリームやカキ氷などのスイーツ、冷たい飲料の需要が高まると見られることから、7月の売上げも0.7%程度のプラスが期待されるという。