台湾の離島、金門諸島の一つの大坵島にある烏坵灯台に23日、62年ぶりに点灯した。金門県の北東に位置する大坵島には143年の歴史を持つ灯台がある。清朝の時代のもので、1956年、台湾海峡で中華民国と中国大陸側との戦闘が勃発したため消灯。
このほど歴史研究家や立法委員、政府の努力により、再び点灯。再点灯に向けて長期的に関心を寄せてきた、与党・民進党の管碧玲・立法委員は、潮の関係で、台湾で最も到達しにくい灯台で、そのライトに使われている特殊な水晶ガラスは部品の一つ一つが国宝級だと強調した。管・立法委員によると、この灯台は伝統的なガス灯を使用しており、点灯の際には角度や火が点く瞬間に注意が必要で、技術であり芸術だという。
大坵島に行くには、まず飛行機で金門島に渡り、金門島から船に4時間乗る必要があるという。点灯式に参加した民進党の蔡適応・立法委員は、地元に住む高丹華さんが長年にわたり、再点灯と国定古跡指定に向けて努力してきたことは大変有意義だと称えると共に、再点灯は歴史に対する尊重を象徴するものだとして、文化古跡の審査を速やかに進めるよう呼びかけた。大坵島と小坵島からなる烏坵郷には今年6月の時点で、134世帯、700人近くが住んでいるということ。