最大野党・国民党の洪秀柱・前主席は22日、観光のためタイに向かう予定だったが、ビザの問題で直前に渡航を取りやめた。洪秀柱・女史によると、タイの駐台北代表処が自身のビザ申請に対していやがらせを行い、受理の手続きを引き伸ばし、関連の書類をタイ国内に送らなかったとのことで、洪・女史は、明らかな迫害だとしている。
洪・女史は、今回のタイ行きは観光旅行で講演にも招かれておらず、政治的な要素はないにもかかわらず、こうした仕打ちを受けることはまったく理解できないとして、政府の「新南向政策」の効果に疑問を呈した。「新南向政策」は、現政権が進める、東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアとの幅広い関係を強化する政策。
これに対して外交部は、タイは「新南向政策」の対象国の一つで、中華民国とタイ間での人的往来と貿易など様々な交流は盛んだと説明、洪・女史は外交部を通してビザを申請していないので、渡航取り消しについてコメントはしないと述べた。