戒厳令解除から今年で30年となることから、文化部国家人権博物館で白色テロの時代に関する特別展が開幕した。今年は中華民国台湾で戒厳令が解除されて30年である他、1947年に起きた、当時の国民政府による台湾の人たちに対する武力を用いた弾圧の228事件から70年という節目の年。
これにあわせ、文化部国家人権博物館で開幕した、「台湾監獄島・白色テロ時代の遺跡展」では、当時の政府が「政治犯」を処分したプロセスを中心に、当時の逮捕、取り調べ、拷問、軍法裁判、判決、判決確定、刑の執行が行われた45カ所の遺跡を紹介、元政治犯が自らその経歴を語るドキュメンタリー映像と合わせ、当時の政府が、どのような配置をして、国家暴力を使っていたかが理解できるようになっている。
政治犯の取調べや裁判、処分に用いられた場所は主に台北市に集中しているとのことで、現在のシェラトンホテルの場所には当時の人たちを震え上がらせた軍法処拘置所があった。また、西門町の獅子林映画館は政治犯が拷問を受けていた場所だという。