南米にある中華民国の国交国、パラグアイのオラシオ・カルテス大統領が台湾を訪問し、また両国は経済協定に調印した。
蔡英文・総統は12日、総統府前広場で栄誉礼を行い、カルテス大統領を歓迎した。蔡・総統はあいさつの中で、「台湾とパラグアイは長期にわたって国際社会で支え合ってきた。双方の間では、各種の協力、文化・経済・教育における交流が続いており、双方の関係をさらに強固で緊密なものにしている」と語った。
中華民国とパラグアイの間で国交が樹立してから、今年で60周年になる。蔡総統は、「カルテス大統領は、私が昨年就任を宣誓して以来、総統府で面会した初めての友好国の元首だ。カルテス大統領と共に、両国の政府と人民を代表して、この重要な時を祝うことができることを非常に光栄に感じている。台湾とパラグアイが手を携えて協力し、共に発展することを期待している」と語った。
一方、パラグアイのカルテス大統領は、「今回の台湾訪問は、双方の国交樹立60周年を祝うことが主な目的だ。パラグアイが台湾を重視していること、そして双方の人民の緊密な友好関係が強固なものであることを象徴するものだ」、「昨年、自らの手で蔡総統にパラグアイ最高の勲章を授与したが、これは長年の双方の友情が変わることなく、日増しに高まっていることを説明するものだ」と強調した。
カルテス大統領は、「ここにおいて、わが政府と人民が引き続き中華民国との友好関係を強化していくことに信念を持っており、一貫した誠意と友情で互いに支え合い、双方の密接な協力と交流を引き続き強化することを、繰り返して表明する」と語った。そして、「双方が60年前に手を携えて国家の繁栄にまい進することを決めたが、両国の人民と政府はこうした期待を今も変えておらず、今後も引き続きこの友好関係を育ていくと信じている」と強調した。
また、両国は同日、総統府で経済協力協定に調印した。これに基づき、双方は経済・貿易・投資関係を全面的に強化することになった。
この経済協力協定は、李世光・経済部長とパラグアイのグスタボ・レイテ商工相との間で調印され、蔡英文・総統とカルテス大統領が立ち会った。
この協定に基づいて、双方はまず少数の項目について関税引き下げを行って市場を開放し、同時に科学技術、投資、中小企業などの分野で協力を促進する。