パラグアイのオラシオ・カルテス大統領が来台、テロ対策レベルの厳戒態勢がしかれている。中華民国とパラグアイが国交を樹立して今年で60年となる。パラグアイのカルテス大統領は祝賀式典などに参加するため、11日から中華民国を訪問している。
3日間の滞在期間中、蔡英文・総統とカルテス大統領はさまざまな活動に出席する。カルテス大統領がこうした活動に出席する際、その安全に影響を及ぼす抗議活動が行われるとの情報が伝わっていることから、国家安全局などでは治安維持体制を、テロ対策レベルの厳戒態勢に引き上げた。
総統府の林鶴明・報道官は11日、報道陣に対し、国家安全局などでは特定の組織が重大な活動や記念式典の際に、安全を脅かす行動を起こすとの情報を把握していると明らかにした。
林・報道官は、「国家安全部門は関連の情報を入手しており、特定の組織が計画をしているようだ。蔡英文・総統が通常行う、公の場での活動や、外国からやってきた国家元首の活動、さらには国家の重要な活動、祝賀式典などで安全を脅かす行動を起こす可能性がある。国民の安全と国家の重大な利益を確保するため、国家安全部門は各種の状況を想定して対策を練っている」と説明した。
一部メディアは、抗議活動を計画しているのは、軍人や警察官としての訓練を受けた、元軍人、元警察官などだと伝えているが、総統府はこれについてはコメントを控えた。