斉柏林(チー・ポーリン)監督との約束を果たし、新北市の海洋ゴミ回収チームが結成された。台湾北部・新北市環境保護局は、海の保護は新北市と、ドキュメンタリー映画『天空からの招待状』を撮影し、先ごろヘリコプターの墜落事故で急逝したチー・ポーリン監督との約束だと説明、同市貢寮区の澳底漁港貢寮漁会で、海洋ゴミを回収するための新北市ブルーオーシャン(藍海)艦隊の発足と、海洋ゴミのリサイクルステーションの運営スタートを宣言した。漁会は日本の漁業協同組合に相当する。
ブルーオーシャン艦隊の旗を手渡した、新北市の葉恵青・副市長は、今年5月に新北市がまもなくこの艦隊を立ち上げると発表した翌日、チー・ポーリン監督がこれに協力する意向を示し、チー監督は、空から撮影することで海洋ゴミの深刻な状況をみなに理解させる考えだったと明らかにした。
葉・副市長は、チー・ポーリン監督はヘリコプターの墜落事故で亡くなってしまったが、その台湾を愛し、地球を守ろうとする精神は受け継がれていくとして、新北市はチー監督との約束を最後まで守っていくと強調した。
このブルーオーシャン艦隊は、新北市淡水区、金山区、萬里区、瑞芳区、貢寮区の5つの漁会によるもので、漁船200隻が参加する。ブルーオーシャン艦隊とゴミリサイクルステーションは、漁業者一人ひとりの力を結集するとしており、漁業者が漁に出るときに持っていったもののゴミ、海から引き上げたゴミなどを持ち帰るよう奨励し、リサイクルと共に海上のゴミを減らせるよう努力していくということ。