蔡英文・総統が、司法改革においては法廷の透明化などは避けて通れないと強調した。蔡英文・総統は10日午前、司法改革国是会議実行委員会第6次会合であいさつし、国民の司法に対する信頼を高めるため、司法改革は焦点を絞る必要があると指摘、打ち出す政策は国民のニーズと気持ちに沿ったものでなければならない他、わかりやすく、一般の人たちが聞けば理解できる言葉で議論の結果を伝える必要があると強調した。
蔡・総統は、司法改革において専門的な立場では成果が上がったと感じても、社会とのコミュニケーションの上で失敗したならば、改革の努力は無駄なものと化すとして慎重な取り組みを求めた。その上で、蔡・総統は、司法改革の方向は人々の期待にいっそう応える必要があるとして、四つの点は避けて通れないと述べた。
四つの点とは、「法廷の透明化、並びに裁判書類を人々にわかりやすいものにすること」、「裁判官と検察官の昇格と淘汰のメカニズム構築」、「専門的で中立な司法体系の構築」、「裁判員制度の制定」。蔡・総統は、これらの重点に関係する政府各部署に対し、具体的な改革案のみならず、改革の明確なタイムテーブルを提示するよう求めた。