財政部は7日、最新の輸出入統計(税関ベース)を発表、今年6月の輸出は258億3000万米ドルで、過去25カ月で二番目に多かった。前年同月比では13%のプラス。今年第2四半期の輸出は前年同期比で10.2%のプラスとなり、行政院主計総処の予想をクリア。財政部は、上半期は輸出製品が全体的に偏っておらず、構造的に健全だと評価すると共に、下半期に対しては、輸出が盛んなシーズンだとして、引き続き楽観的な態度を示した。
通常、5月と6月は輸出の閑散期とされるが、今年6月は前年同月比で13%の伸びに。この理由について財政部は、世界景気の安定した回復、国際的なブランドの携帯電話に対する需要、さらには昨年6月の輸出が少なく、比較基準が低かったことなどを挙げた。主計総処は第2四半期の前年比成長率を10%と見ていたが、実際にはこれを0.2ポイント上回った。
6月の輸出では電子部品が前年同月比で19.5%のプラスとなり、各製品別で最大の成長幅に。輸出額も89億米ドルと、月ベースでは過去二番目の数値となった。電子部品の輸出のピークはこれまで8月と11月だったが、6月の時点でこれだけ好調だったのは、携帯電話のうち国際的なブランドのハイエンド商品に対する需要が前倒しで現れたことを示すという。
上半期で見た場合、輸出は前年同期比で12.5%のプラス。過去6年で最大の成長幅だった。この成長幅は韓国の15.8%には劣るものの、シンガポール、日本、中国大陸、香港を上回ったという。
ただ、下半期については、これまで続いてきた「比較基準が低いことのメリット」が徐々になくなるため、二桁の成長率は難しくなってくるとのこと。