今年は台湾での戒厳令解除30周年、228事件70周年に当たることから、各種のイベントの開催が予定されている。
今年は、1987年7月15日に戒厳令が解除されてから30年目、また1947年に発生した台湾市民と国民軍との衝突事件、228事件から70年目に当たる。
これに当たって、文化部に所属する国家人権博物館準備所は、7月から展示会、記念イベントなど一連の活動を行い、「歴史の転換期における正義」という概念を広め、人権教育を強化することを目指している。
そのうち、7月14日からは、景美人権文化園区で、「台湾監獄島」と題して、戒厳令が施行されていた期間、政府が政治犯どのように処遇したかを紹介するための展示を行う。この中では、当時の逮捕、捜査、供述を強制する拷問、軍事法廷への起訴、裁判、判決確定、刑の執行などが行われた場所45カ所を再現する。また、当時の政治犯とされた人たちの証言を通じて、白色テロと呼ばれる政治的な弾圧の歴史を理解してもらうことにしている。
7月15日には、総統府前に設けられている「白色テロ政治受難者記念碑」の前で、戒厳令解除記念式典を行う。
このほか、文化部も台湾国際人権映画展を開催し、海外映画9本、台湾映画2本を上映し、世界と台湾での「転換期の正義」の意義を考えてもらうことを企画している。この映画展は、台湾全土の10カ所を巡回して行われる。