外交部が米トランプ大統領と中国大陸の政治指導者、習近平氏との電話会談が台湾の利益を損なうべきではないと強調した。米トランプ政権が台湾への武器供与を発表、中国大陸の空母が台湾海峡を通過、米の軍艦が南シナ海を巡視したなどの一連の動きの後、トランプ米大統領は3日、中国大陸の習近平氏と電話会談を行った。この電話会談の内容に高い注目が集まっている。
外交部の王珮玲・報道官は4日午前、トランプ大統領と習近平氏との電話会談について談話を発表し、「米国と中国大陸の動きを把握している」と述べ、「米国側に台湾の立場を表明した」と明らかにした。
王・報道官は、「米国と中国大陸の一連の動きについて台湾は米国と密に連絡を取っており、意思疎通を行っている。米国が中国大陸と交流する際、台湾の利益を損なうべきではないことも再三米国側に表明している。これはわれわれの基本的な立場である。米国側も理解を示した」と説明した。
王・報道官はまた、「台湾と米国との意思疎通がスムーズに行われており、双方が関心を示している議題について随時意見交換することが可能だ」と強調した。なお、ホワイトハウスによると、トランプ大統領と習近平氏は主に北朝鮮の核兵器、および米中貿易問題について意見交換した。双方は朝鮮半島の非核化について重ねて立場を表明すると共に、トランプ大統領は双方の貿易の均衡化を図る決意を示した。ホワイトハウスの声明では台湾問題が言及されていない。