国立故宮博物院が3日、米国サンフランシスコのアジア美術館と姉妹関係を結んだ。双方は今後、展示、研究、教育、宣伝など様々な面で協力関係を強化し、長期的かつ内容豊かな文化芸術研究と展示会の成果を共に生み出していく。
国立故宮博物院が他の博物館と正式な姉妹関係を結ぶのは今回が初めてで、林正儀・院長が院長に就任してからの国際交流における大きな成果となる。国立故宮博物院とアジア美術館との縁は1961年、故宮博物院による「中国古美術品展覧会」が初めて米国で巡回展示を行った時に遡る。この展示会は米国で50万人近い参観者を引き付けた。1996年にはまた、故宮博物院の「中華の宝」展示会が米国で行われ、昨年2016年にも3回目となる米国での展示会が実現。この3回目の展示会、「皇帝の趣味-国立故宮博物院展示会」はアジア美術館で開かれ、双方の友好関係がいっそう深まった。
アジア美術館はアジア各国の文物と芸術品を収蔵しており、国立故宮博物院では、故宮博物院南院がアジア芸術文化をテーマに行っている収蔵及び研究と方向が一致していると説明、互いに補う効果が期待できるとしている。
アジア美術館は、台湾の人たちのために同博物館の重要な収蔵品を来年末に国立故宮博物院南院で展示することにしている。