台北市の柯文哲・市長が、中国大陸の上海市とのフォーラムに向けて、「互いに了解」という言い方を打ち出している。台北市と上海市のフォーラムは7月2日に上海市内で行われる。これに向けて柯文哲・台北市長は今年、「互いに了解」という言い方を打ち出しており、26日にはこれについて報道陣に説明した。
柯文哲・台北市長によると、「互いに了解」という言い方をする理由は、台湾海峡両岸双方に困難なところがあり、膠着している状況ではまったく動きが取れないこと。柯・台北市長は、「だから双方が共に一歩退き、空間を作ろうとしているだけだ」と述べ、どちらにも困難があることを互いに了解し、膠着した状態の中で状況を好転させる機会を探る考えを示した。
上海に行けば、中国大陸側に利用されるのではとの質問に対し、柯・台北市長は、「よりよい方法がないなら、悪い方法でも最良の方法だ」と述べ、関係改善を目指す決意を示した。柯・台北市長によると、昨年新政権が発足して以来、与党・民進党の立法委員は中国大陸に1人として行っていないということ。