世界最大の電子機器受託生産会社、ホンハイ精密工業のテリー・ゴウ董事長が、日本の東芝のメモリー事業買収をあきらめない姿勢を見せている。東芝は21日の役員会で、日本と米国、韓国によるグループをメモリー事業の売却先として優先的に交渉に入る方針を決定した。
これに対してホンハイ精密工業のテリー・ゴウ董事長は22日、台湾北部・新北市で行われた株主総会の席上、東芝のケースは終わっておらず、まだ可能性は大きいと述べ、メモリー事業買収はあきらめていないことを明らかにした。テリー・ゴウ董事長は、シャープを買収した時と似ているとコメントしている。
一方、株主総会ではホンハイ精密工業の米国における投資と展開に関心が集まった。テリー・ゴウ董事長は、フライング・イーグルと名付けた対米投資計画については7月から8月初めにかけて、どの州をターゲットにして何をするかの方針を固める考えを示した。テリー・ゴウ董事長は、米国でトランプ大統領が誕生して以来、投資の呼び込みにかける熱意は過去数十年なかったものだとして、米国市場への投資に強い興味を示した。