台北市の林欽栄・副市長が20日、「新南向政策」推進における台北市の取り組みと成果を紹介した。林・副市長は20日、台湾国際放送の運営母体である中央放送局の単独インタビューを受けた。「新南向政策」とは、東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの18ヶ国との広範囲の関係強化を図る政策。
林・副市長は、柯文哲・市長が今年3月に、訪問団を率いマレーシア、タイ、インドを訪れ、それぞれ観光、文化、産業及び教育の面で大きな収穫があったと指摘、具体例として、タイ・バンコクの文化・クリエイティブに関する基金会との協力覚書締結とデザインナーの相互派遣、マレーシアで富裕層が多く暮らすセランゴール州との3つの協力覚書締結、インド理工大学の学生10名への奨学金提供などをあげた。
林・副市長はそして、これらはいずれも台北市が得意とする領域である。柯・市長は今後、新南向政策のターゲット国家と交流する際、医療分野についても加えたいと希望していると紹介した。
林・副市長はさらに、台湾は外交において困難な局面に直面しており、各地方自治体が互いに競争するのではなく、特性ごとに分業し、ナショナルチームとして戦うべきだとして、「我々はナショナルチームとして戦っていくべきだ。首都と各地方自治体で仕事を分担し、力を合わせていく。そして、新南向政策のターゲット国とも、ただビジネスのみを行うのでなく、長期間に渡る良き友人となり、文化、観光、産業、人材などの面から人々の交流を進めていくべきだ。台北市は率先して行い、全力でサポートする」と述べた。