台湾での死因のトップは依然としてがんであることが衛生福利部の発表で分った。衛生福利部が19日に発表した2016年における台湾での死亡原因によると、35年連続でがんがトップとなった。2位は心臓疾患、3位は肺炎、4位は脳血管疾病だった。
昨年の死亡原因のうち、肺炎が前年に比べて13.5%増加と、大幅に増加したことが目立っており、順位も前年の4位から3位に上昇した。衛生福利部では、これは昨年の冬に非常に強い寒波が台湾にやってきたこと、それに高齢化が原因だと指摘している。
2016年に死亡した人は17万2418人で、前年に比べて5.4%増加した。高齢化が進んでいることから、特に65歳以上の人の死亡数が増加しており、昨年は12万2256人で、前年に比べて6.6%増加し、死亡者数全体の70.9%を占めた。
また、高齢化が進んでいることを示す数字として、死亡原因で第6位に挙がっている事故のうち、交通事故は45%を占めたが、転倒による死亡が21.4%を占め、前の年に比べて11.3%増加している。自殺は死亡原因の第12位だた、高齢者の自殺率が高く、65歳以上の人の自殺による死亡は、人口10万人に対して32.3人と、平均の2倍以上に上っている。これは、病気と経済問題が主な原因と見られている。
男女別では、死亡者数のうち男性は10万2985人、女性は6万9433人で、男性は女性の1.5倍に上っている。また、死亡原因上位10項目のすべてで、男性の死亡率が女性を上回っており、特に事故と慢性下気道疾患は男性が女性の2.7倍、慢性肝臓病、肝硬変は2.6倍に達している。