蔡英文・総統が、威嚇による妥協や譲歩をすることは断じてないと強調した。パナマが中華民国との外交関係を停止したことを受け、中華民国はパナマとの国交を断絶した。蔡英文・総統は13日午後、自ら談話を発表した。
蔡・総統は、「政府は関連の情勢に対応し、最後まで努力を続けてきたが、こうした結果になったことは非常に残念だ」と述べた。そして、既に行政部門に対し、断交後の対応に努めるよう指示していることを明らかにした。蔡・総統は、断交後、政府は国家全体の経済プランが影響を受けないことを確保すると共に、現地の台湾企業及び華僑同胞の権益保護にも全力で当たると述べた。また、パナマに駐在する外交部の職員たちは国家の利益を最後まで守り、尊厳ある形で任務を終えるという。
蔡・総統はまた、「台湾は友好国を一つ失ったが、中華民国が金銭外交を拒絶する態度に変わりはない」と強調、中華民国が存在する事実も、台湾の国際社会における価値と地位についても変わりはないと述べた。蔡・総統はさらに、台湾の主権に対する異議、そしてそれに関する交換条件はいずれも受け入れられないと強調、北京当局はいわゆる「一つの中国」の原則をかざし、国際社会における台湾の活動空間を様々な面で圧迫しているが、中華民国が主権国家であることは、北京当局も永遠に否定できない事実だと主張した。
蔡・総統は、台湾は、北京当局の誤った思想と挑発により、両岸関係が平和から対抗へと変化することを望まないとした上で、中国大陸には、こうしたやり方がすでに両岸の安定した現状に影響していることを伝えたいと述べた。蔡・総統はそして、「台湾は両岸の平和と安定のための責任をすでに最大限果たしている」として、蔡・総統は、「我々は国家の利益が繰り返し脅かされることを座視し続けることはない。両岸間の距離を圧力や威嚇によって縮めることはできず、かえって双方の人々を遠ざけることになる。私は2300万人の台湾の人々を代表し、威嚇による妥協や譲歩をすることは断じてないことを表明する」と強調した。