陳時中・衛生福利部(衛福部)長が、来年のWHA参加への決意を示した。衛生福利部の陳時中・部長は31日、立法院社会福祉及び衛生環境委員会で、今後のWHO(世界保健機関)への加入、及びWHOの年次総会WHA参加へ向けた戦略などに関する報告を行った。
陳・部長は報告の中で、台湾は今回、中国大陸の圧力によりWHAへの参加がならなかったが、自身が率いた台湾の「行動チーム」は、WHAが開催されたスイスのジュネーブで、各国の担当幹部職員及び重要な国際組織などと、59もの二者会談を行い、伝染病の防止、長期介護、国民健康及び食品の安全などの重要なテーマについて意見交換をし、今後の協力の方向性を模索したと強調した。
陳・部長はまた、「行動チーム」は、専門性かつ実務的という精神を十分に発揮し、各方面と交流、さらに各種のメディアを通じて国際社会に台湾の声を伝え、台湾の医療、公衆衛生面での実力を示した、と述べた。
陳・部長は、政府は来年のWHA参加に向け、早めに計画を立てるほか、ハイレベルの専門的なフォーラムを開催し、各国とより実質的な交流を行い、より強固な関係を築くとして、「重点はハイレベルのフォーラムだ。実質的な参与がより進めば、専門家達の台湾への支持はより高まる。アフリカの国家へ向け、より多くの努力が求められる。また、伝染病防止については、アメリカとの協力の枠組みを参考に、『新南向政策』と結合させ、東南アジアとこうしたシステムをつくりたい。これがこれから努力していていく方向性だ」と強調した。
陳・部長はさらに、今年WHOでは新たな幹事長が選出されており、新たな情勢となっていると指摘、衛生福利部は最大の努力をし、情勢の変化を新たな契機としていきたいと述べた。