北東部宜蘭県の蘇澳鎮と、東部・花蓮県を結ぶ主要道路「蘇花公路」は28日、連日の大雨により宜蘭県蘇澳鎮九宮里区間で土砂崩れと落石事故が発生したため、通行止めとなっている。台湾では27日から30日まで、端午の節句で4連休となっており、旅行者の移動、さらにUターンラッシュの足に深刻な影響を与えている。
30日、雨が弱まったことから、交通部公路総局は人員、機材を投入し、復旧作業を開始した。公路総局によると、明日31日午後4時から2時間、片側交互通行を行うほか、6月1日から復旧作業に合わせて毎日午前6時から8時、正午から1時、午後4時から6時までの一日3回、片側交互通行を行い、行き来が可能となるという。
なお、現場では、山側が切り立った崖となっており、復旧作業は困難で、時間が掛かることが予想されている。公路総局では天候を見ながら進めていくとしており、完全復旧までにはおよそ5ヶ月かかるとの見通しを示した。この復旧工事の期間は、交通規制が続くという。
30日は、端午節連休の最終日にあたることから、公路総局では、中部の中央山脈を貫く中部横断公路、南回りの迂回コースを利用して北上するよう呼びかけたほか、在来線、台湾鉄道、並びに海運による混雑解消も図っている。30日正午、花蓮港から出発した船は、遊覧バス11両、自動車111台、オートバイ13台、496名の旅行者を無事に蘇澳港に輸送した。公路総局は台湾鉄道の花蓮駅と蘇澳港でシャトルバスを用意した。