第1四半期、新南向政策対象国における台湾の金融業の業績は好調だった。蔡英文・総統は、東南アジアや南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの18ヶ国とさまざまな分野の関係強化を図る政策「新南向政策」を積極的に進めている。こうした「新南向政策」に呼応するため、金融監督管理委員会は、台湾の金融業が新南向政策対象国の10箇所に新たな営業拠点を設けることに許可を与えた。
今年の第1四半期、台湾の金融業の新南向政策対象国における利益は、台湾元17億2000万元(日本円約63億3266万円)に達し、政府が「新南向政策」を推進してから、1四半期の利益として最高となった。上位三位はベトナムの7億台湾元、カンボジアの4億台湾元、そしてオーストラリアの2億台湾元。
金融監督管理委員会では、「新南向政策」に合わせ、金融面における様々な支援を行った。具体的には、輸出入銀行への融資、保障、保険の増額を行ったほか、台湾の銀行に対しては、台湾の企業ならびに、現地市場に進出している台湾企業への与信限度額の引き上げを奨励した。このほか、海外に進出している台湾の企業が、台湾の資本市場を利用して資金を調達することのサポート、さらに台湾の銀行が、「新南向政策」の対象国への拠点開設を支援することなどを行っている。