衛生福利部疾病管制署は22日、台湾での今年初の日本脳炎の感染者が確認されたと発表した。この感染者は高雄市に住む50歳の男性で、職場の近くで感染したと見られている。地元の高雄市衛生局では、感染が発生したとみられる場所の周辺で、感染防止の措置を実施している。日本脳炎は蚊を媒介として感染するため、疾病管制署では、蚊の発生を防止するよう努めると共に、乳幼児など感染のリスクが高い人はワクチンを接種するよう呼びかけている。
感染した高雄市の男性は、5月11日から体がだるい、発熱、排尿困難などの症状が現れ、病院を訪ねた。その後、16日になって症状が悪化し、意識がもうろうとしてきたため、大型病院に転院した。18日に病院から衛生機関に通報があり、検査の結果、22日に日本脳炎に感染していることが確認された。現在は意識も回復し、入院して治療中だ。
疾病管制署によると、この男性は最近、ワクチンの接種を受けたことがなく、また旅行もしておらず、平日は職場と自宅を往復しているだだという。職場の近くに2カ所の養豚場があり、このため感染したのは職場の近くではないかと見られている。