外交部が、18日、「中華民国(台湾)とフィジーは長い間、良好な関係にあり、現在も変わっておらず、今後も引き続き相互関係を強化していく」と表明した。
南太平洋の国、フィジー共和国が、台湾に駐在させていた貿易・観光代表処の廃止を決定したことで、双方の関係に変化があったのではないかとの憶測が飛び交っている。中華民国(台湾)とフィジーとの間には、外交関係はないが、これまで相互に代表部を設置していた。
これについて外交部の王珮玲・報道官は、「外交部としては、諸外国の政府はいずれも自らの国家利益と政治の優先順位に基づき、外交資源の配置を検討し、実際の必要を見ながら調整するものだと考えている。この点から見ると、中華民国(台湾)も、定期的または不定期に外交資源を検討している」と指摘した。
王・報道官は、「両国の関係は非常に良好で、実際のところ、それは現在も変わっていない。フィジーは南太平洋の交通の要衝にあり、重要な戦略的地位を持っている。我々は、南太平洋に6つの国交樹立国を持っており、南太平洋は我々の対外関係において非常に重要な地域だ。このため、我々はフィジーとの関係を非常に重視しており、今後も引き続き強化していく」と表明した。
フィジー政府が台湾駐在代表部の廃止を決定したことについて、中国大陸「外交部」の華春瑩・報道官は17日の定例記者会見で、「1つの中国」の原則を堅持することは国際社会の大勢だ」、「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の一部分である。これは国際社会のコンセンサスであり、国連決議など一連の国際文書で確立された原則だ」と、従来の立場を繰り返しただけで、フィジー政府の決定に中国大陸の圧力があったのかどうかについては、回答を避けた。