第1四半期の来台旅行者数が、この13年で初めて前年同時期を下回った。交通部観光局は今年の第1四半期、1月から3月の観光市場の概況を発表した。この概況によると、この期間、台湾を訪れた旅行者は延べ253万8957人で、昨年同時期に比べ延べ28万人減少と、この13年で初めてのマイナス成長となった。
1月は昨年同月比で4万1000人、2月は13万2000人、3月は10万8000人のマイナスだった。国・地域別では中国大陸からの人が65万9575人で41.92%減、香港・マカオからの人は34万2270人で24.77%減、日本からも0.11%減となった。一方、韓国と東南アジアからの旅行者は好調で、1月から3月の旅行者は29万3826人で、34.48%増えている。
観光業の関係者は、円安の影響で日本人旅行者の海外旅行への意欲が弱まっていることに加え、台湾の人たちの日本行きの航空券のニーズが高いため、日本からの旅行者数は現状維持が精一杯だと見ており、中国大陸の旅行者が大幅に減る状況が第2四半期以降も続く場合、年間の来台旅行者数、延べ1千万人をキープするのは難しいと指摘している。