台湾北部の港湾都市、基隆市の漁船が消息を絶って5日となり、家族が捜索を求めている。基隆市沿海近海協会の林新永・理事長は今月7日午前6時過ぎに、1人で10トンあまりの漁船「玉興福2号」で長潭里の漁港から基隆の北にある北方三島に向けて出発してから、5日間連絡が取れていない。
基隆区漁会(漁業組合)の陳文欣・総幹事が11日に話したところによると、一本釣り漁船は通常、漁獲の鮮度の関係で3日目には帰港し、4日を超えることはきわめてまれだという。陳・総幹事は今回の事件について、単純に機器が故障しているだけで無事であることを祈るとし、行政院農業委員会漁業署、漁業関係者の使用するラジオ放送、付近で操業している漁船、基隆の海岸巡防隊らが協力して、北方三島の海域での捜索を強化していることを明らかにした。