台湾のレコード大賞、第25回金曲奨(ゴールデンメロディーアワード)の流行音楽ジャンルの授賞式典が28日、台北市の台北アリーナで行われた。
標準中国語の最優秀男性シンガー賞は、シンガポール出身の「JJ」こと林俊傑、最優秀女性シンガー賞はマレーシア出身のペニー・ダイが受賞した。ペニー・ダイは最優秀アルバムプロデューサー賞も受賞しており二冠となった。
念願だった標準中国語の最優秀男性シンガー賞を初めて獲得した林俊傑は、大声で「YES」と叫び、喜びを爆発させた。また標準中国語の最優秀女性シンガー賞を受賞したペニー・ダイは、スタッフと、恋人に対して、涙ながらに感謝の言葉を述べた。
また、標準中国語の最優秀アルバムは、原住民族アミ族出身の男性歌手、張震嶽が、『我是海雅谷慕』で初受賞した。アミ族の民族衣装を着てステージに登場した張震嶽は、言葉でなく音楽でこの土地に対する思いを伝えたかった、として、マイペースに製作を行う自身のスタイルに理解を示し協力してくれたスタッフたちに感謝した。
このほか、台湾最大の方言・台湾語の最優秀女性シンガー賞は、黄乙玲が、最優秀男性シンガー賞は、若手の陳建瑋が受賞した。陳建瑋は台湾語の最優秀アルバム賞も受賞した。
また、著名音楽プロデューサーの李宗盛が、楽曲『山丘』で最優秀年度楽曲賞、最優秀作詞家賞を受賞したほか、最優秀アルバムジャケット賞も受賞した。最優秀ユニット賞は、周岳澄と頼彦均による「光引擎」が受賞。最優秀バンド賞は、「麋先生Mixer」だった。
台北アリーナで行われた今年の金曲奨は、ハイテクを駆使した斬新な舞台設計となった。各授賞式のほか、スター歌手達によるステージも行われ、ファンを喜ばせた。
日本、欧米、シンガポール、マレーシアそして中国大陸のインターネットプラットフォームでも、授賞式の中継あるいは録画中継が行われた。視聴者の数は世界各国・地域で数億人に達したとみられる。