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民進党主席:張氏は善意示すも今後の注視必要

  • 28 June, 2014
  • Editor
民進党主席:張氏は善意示すも今後の注視必要
張志軍氏が離台

中共国務院台湾事務弁公室の張志軍・主任が25日より4日間の日程で台湾を初訪問、中国大陸の対台湾政策トップが初めて来台することで注目を集めた。張氏は27日から台湾南部・高雄市を訪れていたが、乗っていた車に中国大陸に反発する人々がペンキをかけるなどの抗議活動を「体験」。このため28日午前に予定された、同市前鎮漁港と、中部・台中市霧峰郷への訪問活動を取り消した。正午には台中市の大雅啓盲学校を訪れると共に、同市の胡志強・市長と対面。午後の彰化県鹿港訪問も取りやめて中国大陸に戻った。

最大野党・民進党の蔡英文・主席は28日、張氏が、中国大陸資本は台湾を乗っ取ろうとしておらず、台湾の人々が自ら選択した社会制度、価値理念を尊重するとしたことなどを挙げて、張氏は善意を示そうとしたと分析した。蔡・主席はしかし、多くの問題について今後の動向を注視していく必要があると警戒を緩めなかった。

また、抗議活動に対して自治体の治安維持体制が厳重すぎたとの指摘に対し、蔡・主席は、治安維持行動は「最小の干渉」の原則に基づき、民主国家が身体の自由と言論の自由を保障することにとどめるべきだと主張した。

一方、張志軍氏と会談した、民進党籍の陳菊・高雄市長は28日、ペンキ事件について、非平和的な方式で異なる意見を示したのであり、台湾が客人をもてなす方法ではないと批判、台湾のさまざまな声と意見はより理性的な態度で表明すべきだと述べた。陳・高雄市長は、平和的な方式で異なる意見を表明することは言論の自由の一部であり、十分守られるべきだとする一方、どの自治体も客人の身体の自由を守る責任があるとの見方を示した。

なお、張氏は28日、台湾初訪問の感想として、両岸関係の平和的な発展は台湾社会に広く認められており、それが両岸の共通認識のみならず、主流の民意であることが最も印象深いことだったと述べた。そして、両岸が肉親の情と知恵を以ってわだかまりを解き、両岸間にまだ存在する問題と違いを段階的に解決し、乗り越えていけるよう希望した。

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