外交部の次官に当たる侯清山・次長は3日、キンバリー・プロセスの会議で、中国大陸が台湾を退出させたことに対して、遺憾の意と中国大陸への批判を表明した。
キンバリー・プロセスは、ダイヤの原石が武力勢力の資金源となることを防ぐことを目的に、違法ダイヤを国際市場から排除するため原産地証明を義務づける制度だ。今回のキンバリー・プロセス会議の主催国であるオーストラリア政府は、台湾を招待していた。しかし、2日に開催された会議の開会式で、中国大陸の代表団が音や大声を出して、台湾代表団に会場から出ていくよう要求し、歓迎式の進行を妨害した。最終的には、中国大陸代表団の要求を受け入れる形で、オーストラリア政府は台湾に対する招待を取り消さざるを得ず、台湾代表団は会場を退出した。
侯・次長は、立法院での答弁で、「主催国のオーストラリアは会議を進行させるため、台湾に対する招待を取り消さざるを得なかった。これに対して、我々はこの決定を尊重すると表明したが、今後、キンバリー・プロセスの議長に対して、会議への招待に感謝すると共に、我々がキンバリー・プロセスに参加する権利を持ってるいることを説明する書簡を送ることになる」「この書簡は我々の立場を表明するものであって、抗議のためのものではない。なぜなら、抗議すべき対象は中国大陸であるからだ。オーストラリア政府は非常に誠意を込めて我々を招待してくれた。オーストラリア政府は一貫して、主催国として、オブザーバーを招待する権利があると主張してくれた」と語った。