台湾の科学技術を管轄する中央官庁、科技部は3日、今後4年間で、中部科学園区、南部科学園区の2つのサイエンスパークで、スマートロボットのイノベーション・生産基地を構築すると発表した。これにより、台湾でのスマートロボット産業の発展を促進する。
科技部の陳良基・部長は、「スマートロボットは将来の大きな流れとなっているが、現在、台湾にはその発展のための環境が完備しているとは言えず、このため科技部としては、中部科学園区、南部科学園区が持っているリソースを活用し、この2つのサイエンスパークでイノベーション・生産基地を構築し、この分野への参入を希望するメーカー、イノベーションチーム、団体、教育機関が、この基地を利用して関連の研究・開発を進められるようにしたい」と語った。
陳・部長によると、この基地では、スマートロボットの開発に必要なソフトウエア、ハードウエアを提供し、科学園区に入っている企業が持つリソースを利用することで、研究・開発に必要なコストを軽減すると共に、効率を高めることが可能となる。
この基地の構築に必要な予算は、台湾元で20億元(日本円およそ75億円)と見積もられている。この基地を起点にして、2020年には50社のイノベーション企業を輩出し、4000人の人材がこの分野に参入することになると見込んでいる。これによって生み出されるキーテクノロジー、製品は30種以上を目指している。