蔡英文・総統が、米国の戦闘機F-35の購入に意欲を見せた。蔡英文総統は27日、米ロイター社のインタビューに応じた。その中で蔡・総統は、米国のトランプ大統領と再び電話で直接話す可能性を示唆した他、中国大陸に対し、「大国」として、平和を維持するという世界に対する責任をこれまで以上に果たしていくべきだと主張した。
蔡・総統は昨年12月2日、すでに米国の大統領選で当選していたトランプ氏と電話で直接対話した。中華民国と米国が国交を断絶して40年近くで初めてだったことで、世界の注目を集めた。しかし、その後、トランプ米大統領は今年2月、「一つの中国」政策を尊重すると公の場で述べた他、4月には米フロリダ州で中国大陸の指導者、習近平氏と会談した。
それにもかかわらず、蔡・総統はこの日、台湾と米国との関係は引き続き改善中だと説明すると共に、台湾には米国で最新のステルス戦闘機F-35を購入する必要があると述べた。
また、台湾海峡両岸関係について蔡・総統は、習近平氏に対し、リーダーらしい行いと振舞いを求めた。蔡・総統は、「中国大陸は責任感を持つべきだ。習近平氏は『大国』の指導者として、そして、自らをリーダーだとみなし、リーダーとしてのスケールと柔軟性を示すべきだ。異なる角度で両岸関係を見つめることで、両岸の未来の関係に異なる局面をもたらしてはどうか」と述べた。